広島市で小型家電回収ボックス、回収対象品目

広島市の小型家電回収ボックスの対象品目

広島市では、市内11か所(区役所、ゆめタウン広島、ゆめタウンみゆき、LECT(レクト))に回収ボックスを設置して、使用済小型家電の回収を行っています。 

ボックス回収の対象品目

小型家電リサイクル対象品目(28品目)のうち、回収ボックスの投入口に入る大きさの物に限ります。(縦15cm×横30cm×奥行40cm以下)

小型家電の一例
ゲーム機・ミュージックプレーヤー、カーナビ・電話機、携帯電話、スマートフォン・時計、電卓・USBメモリー、Sdカード、HDD・パソコン、タブレット・カメラ、ビデオカメラ・DVDプレーヤー、ラジオ受信機・アイロン、ドライヤー・電気かみそり、電子体重計など

回収ボックス設置場所(市内11か所)

屋内に設置していますので、区役所は開庁時間(平日8時30分~17時15分)、商業施設は営業時間のみ投入できます。広島市立大学及び西村ジョイ八木店は、回収を終了しました。

中区役所1階 広島市中区国泰寺町一丁目4番21号
東区役所1階 広島市東区東蟹屋町9番38号
南区役所1階 広島市南区皆実町一丁目5番44号
西区役所1階 広島市西区福島町二丁目2番1号
安佐南区役所1階 広島市安佐南区古市一丁目33番14号
安佐北区役所1階 広島市安佐北区可部四丁目13番13号
安芸区役所1階 広島市安芸区船越南三丁目4番36号
佐伯区役所1階 広島市佐伯区海老園二丁目5番28号
ゆめタウン広島1階フロア 広島市南区皆実町二丁目8番17号
ゆめタウンみゆき1階サービスカウンター付近 広島市南区宇品西六丁目7番14号
LECT(レクト)1階食品館レジ付近 広島市西区扇二丁目1番45号

認定事業者による店舗回収・その他の回収場所

広島市内では、小型家電リサイクル法における認定事業者による回収が行われています。

(株)エディオンによる回収 エディオン各店での回収が行われています。

回収実施店舗一覧
広島店、舟入店、蔦屋家電(南区松原町)、宇品店、アルパーク南店、八木店、沼田店、祇園店、可部店、高陽店、五日市店

安田金属(株)が、以下の回収拠点でのボックス回収(縦15cm×横31cm)を実施しています。
無人回収所エコパーク五日市店(広島市佐伯区五日市七丁目7番5号)

丸本鋼材(株)が、以下の場所での回収を実施しています。
丸本鋼材株式会社本社(広島市南区月見町2156番地の9)

丸本鋼材(株)の本社では、回収ボックスに入らない大きさの物であっても、直接持ち込んでいただければ無料で回収を行っています。持ち込まれる際は、あらかじめ丸本鋼材(株)(0120-281-029)まで連絡してください。(営業日:月~土(祝日含む)、営業時間:8時00分~16時45分)

使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)

小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。

金や銅などの有用金属を多く含む小型家電

壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。

都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」

こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。

家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。

市町村が回収し、認定事業者がリサイクル

「小型家電リサイクル法」に基づき、回収体制の整備ができた市町村から、順次、使用済み小型家電の回収が始まっています。
回収方法には、公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに専用の「回収ボックス」を設ける方法や、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収する方法などがあります。携帯電話のように個人情報が含まれるものもあるため、回収ボックスに施錠したりフタを設置したり、指導員立ち会いのもと回収を行うなどの対策を講じることによって盗難を防止することとしています。

ボックスや集積所で回収された使用済み小型家電は、認定事業者などに引き渡され、そこで含まれる金属などがリサイクルされます。認定事業者は、国によって認定された事業者です。廃棄物処理法などに基づいた適切な処理を行うとともに、個人情報が含まれる機器をしっかりと管理します。

回収方法は市町村ごとに定められていますが、以下の4つの回収方法があります。
(認定事業者が家電量販店や宅配便を利用して独自に回収を行っているケースもあります。)

  • ボックス回収
    公共施設、家電量販店をはじめとした小売店等に回収ボックスを設置して回収
  • ステーション回収
    ゴミ回収場所で資源回収と合わせて回収
  • イベント回収
    イベント開催の期間に限定して回収
  • ピックアップ回収
    排出された不燃ゴミ等の中から清掃工場等で選別回収