八尾市で蛍光灯(水銀使用ランプ)・電球の捨て方

八尾市で蛍光灯(水銀使用ランプ)は、月1回の「複雑ごみ」の日

八尾市では、蛍光灯(水銀使用ランプ)は、月1回の「複雑ごみ」の日に市から配付される水色の文字・透明の袋で出してください。

八尾市では指定袋制度を実施しています。各世帯の世帯人数に応じた指定袋を無料で配付され、ごみの分別に応じた袋を使って出します。家庭用指定袋は半年に一回(8月から9月、2月から3月)、6か月分の袋を無料で各世帯に配付しています。

複雑ごみ用の指定袋:資源・複雑・埋立用袋(水色)

資源・複雑・埋立の袋が兼用になり一種類になっています。ただし、ごみは分別して混ぜずに種類ごとに出してください。

複雑ごみ対象品目

お菓子・粉ミルクの缶及び一斗缶
小型の電化製品、フライパン・やかんなどの金属類のついたもの
傘、電球、蛍光灯・蛍光管、鏡、乾電池、体温計など

八尾市で白熱電球・LED電球は、月1回の「複雑ごみ」の日

白熱電球・LED電球も、月1回の「複雑ごみ」の日に市から配付される水色の文字・透明の袋で出してください。

電球型蛍光灯も、蛍光灯と同じです。

家庭向け蛍光灯(水銀使用ランプ)の種類と見分け方

一般家庭で使用されている水銀使用ランプには次のようなものがあります。

環形蛍光ランプ・角形蛍光ランプ
環又は角状の蛍光ランプで、品番の最初のアルファベット1文字が“F”で始まります。
例:FCL30EX-N/28、FHC27ED
リビング、ダイニング、洗面所、寝室、勉強部屋等、広くメイン照明として使用されます。
直管蛍光ランプ
直管形状の蛍光ランプで、品番の最初のアルファベット1文字が“F”で始まります。
例:FL20SS・EX-L/18、FHF16EX-L 台所、電気スタンド、ダイニング等に使用されます。
電球形蛍光ランプ
電球形状の蛍光ランプで、品番の最初のアルファベット2文字が“EF”で始まります。
例:EFA15EL/11 階段、廊下、浴室、トイレ、リビング等、白熱電球の代わりに広く使用されています。
コンパクト形蛍光ランプ
小形の蛍光ランプで、品番の最初のアルファベット1文字が“F”で始まります。
例:FDL27EX-L、FHT24EX-L 玄関、階段、電気スタンド等に使われることがあります。
HIDランプ
HIDランプは、品番の最初のアルファベット1文字が“B”、“N”、“M”、“H”で始まります。
例:HF400X、MT150FE-W 庭園等で使用されることがあります。

但し、下記のようなランプには水銀を含みません。

直管LEDランプ
直管形状のLEDランプで、品番の最初の(アルファベット2文字が“LD”で始まるもの、“LED”の表示があるもの、管がプラスチック樹脂のものがあります。
例:LDL20S・N/11/12 直管蛍光ランプの代替LEDランプ
電球形LEDランプ
電球形状のLEDランプで、品番の最初の(アルファベット2文字が“LD”で始まります。
例:LDA12L-G 白熱電球や電球形蛍光ランプの代替LEDランプ
白熱電球
電球形状で、品番の最初のアルファベット1文字又は2文字が“L”、“LW”、“G”、“NL”、“R”、“KR”などで始まります。
例:L100V54W、LW100V54W 従来から家庭用として広く使用されています。

蛍光灯の2027年問題(製造・輸出入の禁止が2027年末と決定)

蛍光ランプ(蛍光灯)について製造・輸出入の禁止が2027年末と決定

「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で、全ての一般照明用蛍光ランプについて、製造と輸出入の禁止が2027年末と決定しました。

「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の結果
2023 年10 月30 日~11 月3日、スイス・ジュネーブにて「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」が開催され、蛍光ランプの製造と輸出入がその種類に応じ2026年末又は2027年末までに禁止することが合意されました。

蛍光灯の製造・輸出入禁止後はLED照明へ

国内主要メーカーが、蛍光灯器具の生産を続々と終了しており、現在は蛍光灯のみを生産している状況です。現在生産しているメーカーは、東芝ライテック・パナソニック・ホタルクスの3社のみです。

政府は、温室効果ガス排出の抑制、地球温暖化対策として、2030年までにすべての照明のLED化を目標に掲げています。

蛍光灯や白熱電球は、フィラメントが断線することにより、点灯しなくなります。一方、LED電球はLEDチップが光源となっているので、断線して点灯しなくなることは、ほぼありません。しかし、LEDチップが経年劣化することにより、寿命が近づくと、「暗くなっていく」「点滅する」といった症状が発生します。

LEDの寿命は40,000時間(1日8時間利用した場合で、10年以上)

パナソニックによると、LEDの寿命は40,000時間とされています。1日8時間利用した場合10年以上使える計算になります。日本照明器具工業会では、LED照明は30,000時間を過ぎると劣化が始まることから、10年を目安での交換を推奨しています。

LEDは、省エネ・虫が寄り付かない
白熱電球は、フィラメントは発熱させる事で光を出しています。そのため、供給される内の多くの電力が熱になってしまい、明るくするために多くの消費電力が必要になります。一方、LED電球は、半導体が電気エネルギーを直接光に変換していますので、供給される電力のほとんどを光として放出しています。そのため、少ない消費電力で明るく照らすことができ、省エネ効果が高いのです。
また、LED照明は、紫外線・赤外線の放出が、白熱電球などと比べてほとんどありません。そのため、紫外線に寄ってくる蚊や、ハエなどが来なくなります。