家電量販店のヤマダデンキでは、店頭持ち込みの「小型家電回収サービス」を一部の店舗で行っています。0円 (無料)・550円 (税込)・1,100円(税込)・2,200円(税込)・まとめておトク一括回収一箱2,200円(税込)と大きさによって費用が違います。
ヤマダデンキの店頭持ち込み「小型家電回収サービス」
ヤマダ電機では、グループ会社の東金属株式会社(認定事業者)と対面回収を行っています(一部品目有料)。料金は店頭お持込の際の料金となり、訪問回収の場合は料金が異なります。
小型家電リサイクル法の対象品に限り、灯油を使用した石油ファンヒーター・石油ストーブなどは対象外となります。
https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaisyu
0円 (無料)
携帯・スマートフォン・パソコン・ゲームなど
550円 (税込)・1,100円(税込)
550円 (税込)品目
ビデオレコーダーなど
1,100円(税込)品目
掃除機・炊飯器・扇風機・天井照明(ペンダントライト)・小型プリンターなど
2,200円(税込)・まとめておトク一括回収一箱2,200円(税込)
大型品目 2,200円(税込)
電子レンジなど
まとめておトク一括回収一箱2,200円(税込)
指定の段ボールに一括で詰めると、一箱2,200円(税込)で一括回収
指定ダンボールのサイズは、長さ590mm×幅490mm×深さ470mm です。
使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)
小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。
金や銅などの有用金属を多く含む小型家電
壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。
都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」
こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。
家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。