福岡市で小型家電回収ボックス、回収対象品目

福岡市の小型家電回収ボックスの対象品目

福岡市では、市役所・区役所・市民センター・公民館などの公共施設や、地下鉄構内などに小型家電回収ボックスを設置し、小型家電の回収を行っています。電気あるいは電池で動く家庭用の小型家電製品全般で、回収ボックスの投入口(25cm×8.5cm)に入るものが対象になります。

回収品目

ボックスの投入口(25cm×8.5cm)から投函できる大きさの小型家電と付属品

(対象品の例) 

携帯電話、スマートフォン、タブレット、固定電話
ゲーム機
デジタルカメラ、フィルムカメラ、ビデオカメラ
音楽プレーヤー(CD/MD/MP3/カセットテープ)
ラジオ
電卓
電子手帳、PDA(個人用携帯情報端末)、電子辞書、電子書籍端末
ICレコーダー
ポータブルAVプレーヤー
電子体温計、電子血圧計
カーナビ、ETC車載器
補聴器
ACアダプター、コード・ケーブル類、ヘッドホン・イヤホン、メモリーカード類、充電器、リモコン  など

回収ボックス設置場所

<東区>
東区役所(1階 正面出入口入って右側エレベーター付近) 東区箱崎2-54-1
なみきスクエア(1階 ひまわりひろば入口付近) 東区千早4-21-45
和白地域交流センター コミセンわじろ(1階 出入口付近) 東区和白丘1-22-27
福岡市立東体育館(1階 階段横) 東区香住ヶ丘1-12-2
臨海3Rステーション(2階 受付付近) 東区箱崎ふ頭4-13-42
美和台公民館(出入口付近) 東区美和台1-3-12
香椎下原公民館(出入口付近) 東区下原1-4-2

<博多区>
博多区役所(1階 はかた駅前通り側 出入口付近) 博多区博多駅前2-8-1
博多市民センター(2階 玄関ホール内) 博多区山王1-13-10
博多南地域交流センター さざんぴあ博多(正面出入口付近) 博多区南本町2-3-1
地下鉄 福岡空港駅構内(国際線連絡バス改札口付近) 博多区空港前
地下鉄 博多駅構内(地下1階 定期券販売所内) 博多区博多駅中央街

<中央区>
福岡市役所(1階 ロビー) 中央区天神1-8-1
中央区役所(1階 ロビー) 中央区大名2-5-31
中央市民センター(出入口付近) 中央区赤坂2-5-8
健康づくりサポートセンター あいれふ(東側出入口付近) 中央区舞鶴2-5-1
市民福祉プラザ ふくふくプラザ(出入口付近) 中央区荒戸3-3-39
まもるーむ福岡(1階エレベーター横) 中央区地行浜2-1-34
福岡市科学館(3階 受付前) 中央区六本松4-2-1
当仁公民館(1階 ロビー) 中央区唐人町3-1-11
小笹公民館(出入口付近) 中央区平和5-13-75

<南区>
南区役所(1階 総合受付横) 南区塩原3-25-1
南市民センター(南体育館側出入口付近) 南区塩原2-8-2
男女共同参画推進センターアミカス(1階 メインロビー) 南区高宮3-3-1
若久公民館(出入口付近) 南区若久1-11-20
横手公民館(出入口付近) 南区横手4-24-9
長住公民館(出入口付近) 南区西長住2-4-3

<城南区>
城南区役所(1階 南側出入口付近) 城南区鳥飼6-1-1
七隈公民館(出入口付近) 城南区七隈4-26-38
田島公民館(出入口付近) 城南区田島3-7-29
長尾公民館(1階トイレ横) 城南区長尾1-3-14
南片江公民館(出入口付近) 城南区南片江1-24-21

<早良区>
早良区役所(正面玄関入って右側) 早良区百道2-1-1
入部出張所(正面玄関入って右奥) 早良区東入部2-14-8
早良市民センター(2階 事務所受付前) 早良区百道2-2-1
早良南地域交流センター ともてらす早良(北側出入口付近) 早良区四箇田団地9-1
福岡市総合図書館  早良区百道浜3-7-1
地下鉄 西新駅構内(定期券販売所内) 早良区西新

<西区>
西区役所 (正面玄関入ってすぐ) 西区内浜1-4-1
西市民センター (2階 事務所入口横) 西区内浜1-4-39
西部地域交流センター さいとぴあ(多目的ホール側出入口付近) 西区西都2-1-1
西部3Rステーション(2階 展示室前) 西区今宿青木1043-2
福岡市立西体育館(1階 受付横) 西区拾六町1-13-35
地下鉄 姪浜駅構内(西改札口前) 西区内浜

使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)

小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。

金や銅などの有用金属を多く含む小型家電

壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。

都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」

こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。

家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。

市町村が回収し、認定事業者がリサイクル

「小型家電リサイクル法」に基づき、回収体制の整備ができた市町村から、順次、使用済み小型家電の回収が始まっています。
回収方法には、公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに専用の「回収ボックス」を設ける方法や、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収する方法などがあります。携帯電話のように個人情報が含まれるものもあるため、回収ボックスに施錠したりフタを設置したり、指導員立ち会いのもと回収を行うなどの対策を講じることによって盗難を防止することとしています。

ボックスや集積所で回収された使用済み小型家電は、認定事業者などに引き渡され、そこで含まれる金属などがリサイクルされます。認定事業者は、国によって認定された事業者です。廃棄物処理法などに基づいた適切な処理を行うとともに、個人情報が含まれる機器をしっかりと管理します。

回収方法は市町村ごとに定められていますが、以下の4つの回収方法があります。
(認定事業者が家電量販店や宅配便を利用して独自に回収を行っているケースもあります。)

  • ボックス回収
    公共施設、家電量販店をはじめとした小売店等に回収ボックスを設置して回収
  • ステーション回収
    ゴミ回収場所で資源回収と合わせて回収
  • イベント回収
    イベント開催の期間に限定して回収
  • ピックアップ回収
    排出された不燃ゴミ等の中から清掃工場等で選別回収