一宮市で小型家電回収ボックス、回収対象品目

一宮市の小型家電回収ボックスの対象品目

一宮市では、市内21カ所の拠点に「小型家電回収ボックス」を設置し、小型家電9品目を回収しています。9品目以外に例外として、小型充電式電池(リチウムイオン電池等)を取り外すことができない小型家電も回収しています。

回収対象

投入口(たて15センチメートル×よこ30センチメートル)に入るものに限ります。

携帯電話・携帯音楽プレーヤー・デジタルカメラ・ビデオカメラ・電子辞書・電子ゲーム機器・ポータブルカーナビ・ACアダプタ・電卓

・本体のみが回収対象となります。電池やメモリーカードなど、付属品は取り除いてください。
・投入口(たて15センチメートル×よこ30センチメートル)に入らない大きさのものは回収できません。「不燃ごみ」もしくは「粗大ごみ」として出してください。
・データは消去してから出してください。

回収場所

名称所在地設置場所
テラスウォーク一宮アピタ一宮店両郷町1-21階 中央レジ前
アピタパワー木曽川店木曽川町黒田八ノ通り51-41階 北出入口
イオンモール木曽川木曽川町黒田字南八ツケ池25-11階 イオン側 西入口
DCMカーマ尾西店東五城字北作野29-11階 風除室
一宮市役所本庁舎本町2-5-61階 東玄関
尾西庁舎東五城字備前121階 窓口課ロビー
木曽川庁舎木曽川町内割田一の通り271階 ロビー
葉栗出張所大毛字南出1201階 風除室
丹陽町出張所三ツ井3-2-371階 風除室
浅井町出張所浅井町前野字郷西851階 玄関
大和町出張所末広3-6-11階 玄関
萩原町出張所萩原町萩原字河原崎791階 玄関
千秋町出張所千秋町佐野字郷西481階 風除室
博物館大和町妙興寺23901階 展示ホール
一宮地域文化広場時之島字玉振1-11階 事務室前
尾西南部生涯学習センター明地字宮東381階 ロビー
総合体育館光明寺字白山前201階 ロビー
エコハウス138奥町字八瀬割40-11階 ロビー
温水プール若竹3-1-51階 ロビー
尾張一宮駅前ビル(i-ビル)栄3-1-23階 市民活動支援センター
環境センター北館奥町字六丁山521階 リサイクル展示室

使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)

小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。

金や銅などの有用金属を多く含む小型家電

壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。

都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」

こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。

家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。

市町村が回収し、認定事業者がリサイクル

「小型家電リサイクル法」に基づき、回収体制の整備ができた市町村から、順次、使用済み小型家電の回収が始まっています。
回収方法には、公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに専用の「回収ボックス」を設ける方法や、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収する方法などがあります。携帯電話のように個人情報が含まれるものもあるため、回収ボックスに施錠したりフタを設置したり、指導員立ち会いのもと回収を行うなどの対策を講じることによって盗難を防止することとしています。

ボックスや集積所で回収された使用済み小型家電は、認定事業者などに引き渡され、そこで含まれる金属などがリサイクルされます。認定事業者は、国によって認定された事業者です。廃棄物処理法などに基づいた適切な処理を行うとともに、個人情報が含まれる機器をしっかりと管理します。

回収方法は市町村ごとに定められていますが、以下の4つの回収方法があります。
(認定事業者が家電量販店や宅配便を利用して独自に回収を行っているケースもあります。)

  • ボックス回収
    公共施設、家電量販店をはじめとした小売店等に回収ボックスを設置して回収
  • ステーション回収
    ゴミ回収場所で資源回収と合わせて回収
  • イベント回収
    イベント開催の期間に限定して回収
  • ピックアップ回収
    排出された不燃ゴミ等の中から清掃工場等で選別回収