新潟市で小型家電回収ボックス、回収対象品目

新潟市の小型家電回収ボックスの対象品目

新潟市では、市内34カ所に小型家電回収ボックスを設置し、9か所の公共施設で対面で、小型家電の回収を行っています。電気あるいは電池で動く家庭用の小型家電製品全般で、回収ボックスの投入口(概ね縦15センチメートル×横35センチメートル×奥行20センチメートル以下)に入るものが対象になります。

回収品目

下記の16品目のうち、回収ボックスに入る大きさ(概ね縦15cm×横35cm×奥行20cm)の小型家電が回収の対象です。

回収品目
1 携帯電話端末、PHS端末、スマートフォン、パソコン ※タブレット端末含む
2 電話機、ファクシミリ
3 デジタルカメラ、ビデオカメラ、フィルムカメラ
4 ラジオ
5 映像用機器(DVDプレイヤー等)
6 音響機器(オーディオプレイヤー等)
7 補助記憶装置(メモリーカード等)
8 電子書籍端末
9 電子辞書、電卓
10 電子体温計、電子血圧計
11 理容用機器(ドライヤー等)
12 懐中電灯
13 時計
14 ゲーム機
15 カー用品(カーナビ等)
16 1~15の付属品

回収ボックス設置場所

市内34カ所でボックス回収、9か所の公共施設で対面回収をしています。(無料で回収しています。)

回収ボックス設置施設

北区
北区役所 1階 北区東栄町1丁目1-14
北区役所北出張所 1階執務室内 北区松浜1丁目7-9
ベイシアスーパーセンター新潟豊栄店 店舗入口(インター側) 北区かぶとやま2丁目1-62
キューピット早通店 店舗入口 北区早通北4丁目1-25
キューピット松浜店 店舗入口 北区三軒屋町5-1

東区
山の下まちづくりセンター 1階ロビー内 東区古川町4-12
東区役所 1階北口風除室 東区下木戸1-4-1
石山出張所 1階事務所内 東区石山1-1-12
イオン新潟東店 正面入口前ATM側 東区大形本町3-1-2
ウオロク牡丹山店 店内レジ付近 東区牡丹山3-18-34

中央区
クロスパルにいがた 1階受付前 中央区礎町通3ノ町2086
ほんぽーと 1階受付前 中央区明石2-1-10
市役所本館 1階西玄関警備室前 中央区学校町通1-602-1
南出張所 1階事務所内 中央区新和3丁目3-1
鳥屋野総合体育館 1階ロビー 中央区神道寺南2丁目3-46
キューピット出来島店 店内レジ付近 中央区南出来島2丁目8-1

江南区
イオン新潟南店 弁天側入口 江南区下早通柳田1-1-1
江南区役所 1階ロビー内 江南区泉町3-4-5
キューピットかめだ三條岡店 店舗入口 江南区三條岡1丁目1-40

秋葉区
荻川コミュニティセンター 本館玄関ロビー 秋葉区中野5丁目1-50
新津図書館 1階受付前 秋葉区日宝町6-2
秋葉区総合体育館 1階施設内 秋葉区程島2009
ウオロク新津店 店内中央出入口 秋葉区新津5163-3

南区
白根学習館 1階受付前 南区田中383
イオン白根店 西側客用トイレ前 南区能登409-2

西区
西区役所 本館1階入口脇 西区寺尾東3-14-41
西新潟市民会館 1階受付前 西区小針2丁目24-1
イオン新潟青山店 1階青山ゲート 西区青山2丁目5-1
西出張所 1階ロビー 西区内野町413
イオン新潟西店 食品東側入口 西区小新南2-1-10
西区役所黒埼出張所 1階入口脇 西区大野町2843-1

西蒲区
西川図書館 1階受付前 西蒲区曽根2046
西蒲区役所 1階区民生活課前 西蒲区巻甲2690-1
ウオロク巻店 店舗正面入口 西蒲区巻甲4862

対面回収施設

江南区役所横越出張所 江南区横越中央1-1-1
秋葉区役所小須戸出張所 秋葉区小須戸120
秋葉区役所 (区民生活課生活環境係) 秋葉区程島2009番地
南区役所味方出張所 南区味方1544
南区役所月潟出張所 南区月潟535
のんぴーりAXIS 西区寺尾東2-4833-1
西蒲区役所中之口出張所 西蒲区中之口626
西蒲区役所潟東出張所 西蒲区三方1
西蒲区役所岩室出張所 西蒲区西中860

使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)

小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。

金や銅などの有用金属を多く含む小型家電

壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。

都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」

こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。

家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。

市町村が回収し、認定事業者がリサイクル

「小型家電リサイクル法」に基づき、回収体制の整備ができた市町村から、順次、使用済み小型家電の回収が始まっています。
回収方法には、公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに専用の「回収ボックス」を設ける方法や、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収する方法などがあります。携帯電話のように個人情報が含まれるものもあるため、回収ボックスに施錠したりフタを設置したり、指導員立ち会いのもと回収を行うなどの対策を講じることによって盗難を防止することとしています。

ボックスや集積所で回収された使用済み小型家電は、認定事業者などに引き渡され、そこで含まれる金属などがリサイクルされます。認定事業者は、国によって認定された事業者です。廃棄物処理法などに基づいた適切な処理を行うとともに、個人情報が含まれる機器をしっかりと管理します。

回収方法は市町村ごとに定められていますが、以下の4つの回収方法があります。
(認定事業者が家電量販店や宅配便を利用して独自に回収を行っているケースもあります。)

  • ボックス回収
    公共施設、家電量販店をはじめとした小売店等に回収ボックスを設置して回収
  • ステーション回収
    ゴミ回収場所で資源回収と合わせて回収
  • イベント回収
    イベント開催の期間に限定して回収
  • ピックアップ回収
    排出された不燃ゴミ等の中から清掃工場等で選別回収