品川区で小型家電回収ボックス、回収対象品目

品川区の小型家電回収ボックスの対象品目

品川区では、区内の施設(区役所・図書館・体育館・清掃事務所)に小型家電回収ボックスを設置し、小型家電の回収を行っています。また、区内31カ所の小学校や地域センター等で、毎月第2・4土曜日の午前10時から正午まで実施している拠点回収にも、小型家電回収ボックスを設置し、小型家電の回収を行っています。電気あるいは電池で動く家庭用の小型家電製品全般で、回収箱の投入口(10センチメートル×25センチメートル)に入る大きさのものが対象になります。

回収品目

回収箱の投入口(10センチメートル×25センチメートル)に入る大きさの小型家電。
10センチメートル×横25センチメートルを超えるものは回収BOXに入らないため回収できません。

携帯電話等:携帯電話・スマートフォン
携帯音楽プレーヤー等:デジタルオーディオプレイヤー・CDプレーヤー・ICレコーダー
デジタルカメラ
ポータブルビデオカメラ
携帯ゲーム機
カーナビゲーション・VICSユニット・ETCユニット
電子辞書
電卓
ACアダプター・延長コード・充電器・リモコン等

回収場所

近くの拠点回収場所で回収(毎月第2・4土曜日の午前10時から正午)
区内31カ所の小学校や地域センター等で、毎月第2・4土曜日の午前10時から正午まで実施している拠点回収にお出しください。

施設名回収場所住所
品川第一地域センター駐車場品川区北品川3-11-16
台場小学校体育館横品川区東品川1-8-30
三木小学校通用門(体育館側)品川区西品川3-16-28
大崎第一地域センター集会室入口品川区西五反田3-6-3
第一日野小学校通用門品川区西五反田6-5-32
日野学園北側歩道(校舎裏側)1階品川区東五反田2-11-1
第三日野小学校北校舎側 正門駐輪スペース付近品川区上大崎1-19-19
後地小学校給食門側品川区小山2-4-6
小山小学校西門品川区小山5-10-6
第二延山小学校北門横(旧正門)
プール脇昭和大学側道路沿い
品川区旗の台1-6-1
大原小学校校庭側門(プール脇)品川区戸越6-17-3
大井第一小学校滝王子通り側門(第一京浜寄り)品川区大井6-1-32
伊藤学園温水プール入口付近品川区大井5-1-37
鈴ケ森小学校北門(校舎側)品川区南大井4-16-2
大井第二地域センター地域センター入口品川区大井2-27-20
八潮地域センター駐車場品川区八潮5-10-27
浅間台小学校線路側通用門品川区南品川6-8-8
大井第三地域センター地域センター入口付近品川区西大井4-1-8
京陽小学校西側通用門(荏原平塚中学側の角)品川区平塚2-19-20
城南第二小学校裏門品川区東品川3-4-5
立会小学校正門品川区東大井4-15-9
旗台小学校東門品川区旗の台4-7-11
豊葉の杜学園正門品川区二葉1-3-40
延山小学校正門(池門の反対)品川区西中延2-17-5
宮前小学校北門品川区戸越4-5-10
品川区役所第三庁舎(リサイクルショップリボン)入口付近品川区広町2-1-36
品川区清掃事務所事務所入口品川区大崎1-14-1
芳水小学校南西側 駐輪場品川区大崎3-12-22
伊藤小学校体育館前品川区西大井5-6-8
源氏前小学校正門品川区中延6-2-18
小山台小学校正門品川区小山台1-18-24

区内の施設で回収(これらの施設では小型家電のみ回収。)

施設名住所開庁日
区役所本庁舎2階広町2-1-36平日  午前8時30分~午後5時
総合体育館東五反田2-11-2開館日 午前9時~午後8時
戸越体育館豊町2-1-17開館日 午前9時~午後8時
品川図書館北品川2-32-2開館日 午前9時~午後8時
品川区清掃事務所品川庁舎大崎1-14-1平日  午前8時~午後4時
品川区清掃事務所荏原庁舎平塚1-10-11平日  午前8時~午後4時

使用済み小型家電のリサイクル(小型家電リサイクル法)

小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。このため、使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、「小型家電リサイクル法」がスタートしました。お住まいの市町村の回収品目や回収方法に従い、小型家電のリサイクルをしましょう。

金や銅などの有用金属を多く含む小型家電

壊れたり古くなったりして使わなくなった、携帯電話やデジタルカメラ、CDやMDプレーヤなどの音楽機器、ゲーム機などの小型家電。
これらの小型家電には、「ベースメタル」といわれる鉄や銅、貴金属の金や銀、そして「レアメタル」といわれる希少な金属など、様々な鉱物が含まれています。
現在、日本全体で年間に廃棄される小型家電は約60~65万トンと推定されています。仮にその中に含まれている有用な金属などを全て回収、リサイクルすると、金額にして約844億円分にも上るといわれます。そのため、使用済み小型家電は、都市にある鉱山という意味で、「都市鉱山」といわれているのです。推計ですが、現在使用中の製品も含めて、日本国内の「都市鉱山」には、金は6800トン(世界の埋蔵量の約16%)、銀は6万トン(世界の埋蔵量の約22%)、リチウムは15万トン、プラチナは2500トンが眠っているとの試算もあります。

都市鉱山の資源を有効活用するための「小型家電リサイクル法」

こうした都市鉱山に埋もれた資源をリサイクルし、有効に活用するため、新たに「小型家電リサイクル法」が平成24年8月に定められ、平成25年4月1日から施行されています。
使用済みになった家電のリサイクルは、これまで、テレビやエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機といった家電4品目については「家電リサイクル法」に基づいて進められてきました。これらに続き、新たに始まった「小型家電リサイクル法」は、携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器や電子レンジ、ドライヤー、扇風機など、これまでの法律で対象となっていなかったほぼすべての家電を対象として、リサイクルを進めていくための法律です。

家電リサイクル法では、対象品目を製造したメーカーにリサイクルを義務づけており、消費者が使用済みになった対象品目を引き渡す方法は、全国どこでも同じです。一方、小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目について回収を実施するか、また、どのように使用済みの小型家電を回収するかは、お住まいの地域によりそれぞれ異なっています。

市町村が回収し、認定事業者がリサイクル

「小型家電リサイクル法」に基づき、回収体制の整備ができた市町村から、順次、使用済み小型家電の回収が始まっています。
回収方法には、公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに専用の「回収ボックス」を設ける方法や、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収する方法などがあります。携帯電話のように個人情報が含まれるものもあるため、回収ボックスに施錠したりフタを設置したり、指導員立ち会いのもと回収を行うなどの対策を講じることによって盗難を防止することとしています。

ボックスや集積所で回収された使用済み小型家電は、認定事業者などに引き渡され、そこで含まれる金属などがリサイクルされます。認定事業者は、国によって認定された事業者です。廃棄物処理法などに基づいた適切な処理を行うとともに、個人情報が含まれる機器をしっかりと管理します。

回収方法は市町村ごとに定められていますが、以下の4つの回収方法があります。
(認定事業者が家電量販店や宅配便を利用して独自に回収を行っているケースもあります。)

  • ボックス回収
    公共施設、家電量販店をはじめとした小売店等に回収ボックスを設置して回収
  • ステーション回収
    ゴミ回収場所で資源回収と合わせて回収
  • イベント回収
    イベント開催の期間に限定して回収
  • ピックアップ回収
    排出された不燃ゴミ等の中から清掃工場等で選別回収