川崎市でパソコンの処分、メーカーの無償回収

川崎市ではパソコンの収集・処理は行っていません。

川崎市ではパソコンの収集は受付けていませんが、川崎市と協定を締結した宅配回収事業者であるリネットジャパンへ回収を依頼することができます。

川崎市の宅配便を利用したパソコンの処分(リネットジャパンとの協定締結)

川崎市では、環境省・経済産業省から認定を受けた「小型家電リサイクル法」の認定事業者(リネットジャパン)と協定を締結し、宅配便(有料)を利用した小型家電の回収サービスを実施しています。パソコン本体を含む場合、回収1回につき1箱分の宅配回収料金が無料となります。

申込方法
インターネット(パソコンまたはスマートフォン)から、リネットジャパンのサイトにアクセスし、申し込みます。

回収料金
1箱:1,760円(税込)
箱のサイズ:3辺(縦・横・高さ)合計140cm、20kg以内
箱に入れば何点詰めても同一料金です。
CRT(ブラウン管)モニターは、3,300円(税込)/台 の回収料金が別途かかります。

宅配回収料金が一部無料になります
パソコン本体を含む回収1回につき1箱分の宅配回収料金が無料。パソコンを入れた同じ箱にその他の小型家電もいっしょにお送りいただけます。
また、CRT(ブラウン管)モニターは、回収時に同じ箱にパソコン本体が入っていても、3,300円(税込)/台 の回収料金がかかります。

パソコンのデータ消去について
お申込み後、無料で利用可能なデータ消去ソフトが提供されますので、ご自身でパソコンのデータ消去ができます。
また、おまかせ安全データ消去サービス〈 1台 3,498円(税込)〉では、パソコンのデータ消去完了後に、消去証明書を発行するサービスもあります。

PCリサイクルマークがある場合(メーカーが無償で回収)

「PCリサイクルマーク」がある場合
メーカーが無償で回収します。

「PCリサイクルマーク」がない場合
回収再資源化料金が必要です。お支払方法はメーカーにご確認ください。
指定の料金の支払いをもって申し込み完了となります。

「PCリサイクルマーク」は、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているものです。このマークの付いたパソコンは、廃棄する際に新たな料金をご負担いただくことなく、廃棄いただけます。
PCリサイクルマークのついてないパソコン(平成15年9月までに購入された製品)は、回収再資源化料金をお客様にご負担いただきます。回収再資源化料金につきましては、各パソコンメーカーにお問い合わせください。

家庭向パソコンは原則としてマークがついて販売されていますが、一部、お申込みなどに基づきメーカーからPCリサイクルマークをご送付する製品もあります。

パソコンの廃棄時のハードディスク上のデータ消去

「データを消去する」という場合、一般に

1.データを「ごみ箱」に捨てる
2.「削除」操作を行う
3.「ごみ箱を空にする」コマンドを使って消す
4.ソフトで初期化(フォーマット)する
5.付属のリカバリーCDを使い、工場出荷状態に戻す

などの作業を行うと思います。

「ごみ箱」にデータを捨てた場合は、OSのもとでファイルの復元が可能です。更に操作をしても、ハードディスク内に記録されたデータのファイル管理情報が変更されるだけで、実際はデータが見えなくなっているだけの場合があります。これらのデータも復元が可能です。
つまり、一見データが消去されたように見えますが、WindowsなどのOSのもとで、それらのデータを呼び出す処理ができなくなっただけで、本来のデータは残っているという状態にあるのです。
したがいまして、特殊なデータ回復のための特殊なソフトウェアを利用すれば、これらのデータを読みとることが可能な場合があります。このため、悪意のある人により、このパソコンのハードディスク内の重要なデータが読みとられ、予期しない用途に利用される恐れがあります。

パソコンユーザーが、使用済みパソコンを廃棄する際に、ハードディスク上の重要なデータが流出するというトラブルを回避するためには、ハードディスクに記録された全データを、ユーザーの責任において消去することが非常に重要です。消去するためには、専用ソフトウェアあるいはサービスを利用するか、ハードディスク上のデータを物理的・磁気的に破壊して、読めなくすることを推奨します。

国内の認定事業者によるパソコンリサイクル

回収したパソコンは環境法令をクリアした国内の認定事業者で適切に処理されますから、不正に海外に輸出されることはありませんので、地球にやさしい仕組みです。

再資源化の流れ

手作業から丁寧に分解・部品採取。

パーツごとに分別・分解
搬入されたパソコンは、まず手作業で、筐体、プリント基板、HDDなどのユニット部品、ケーブル等、大きなパーツ毎に分解・分別されます。

分別されたパーツ類をパーツ毎に資源化。

金属部品・ユニット部品
必要に応じ破砕され、再資源化業者の手で、鉄、アルミ、銅の素材に再生されます。
プラスチック部品
プラスチック再生業者の手で、プラスチック原料に再生されます。

資源化から再利用へ

プリント基板などから、金属製錬所や貴金属回収業者の手で金、銀、パラジウムなどの貴金属が回収されます。また、パソコンに含まれるネオジウムなどの希少金属(天然の存在量が少ない金属)のリサイクル技術の開発も行われています。